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NAパーテー

ほぼ1カ月ぶりの更新で失礼いたします。
残暑が厳しい今日この頃ですが、何年かぶりにエーデーエーのNAパーテーに行ってまいりました。
今年はコンテスト発表や作品について何かと物議を醸していたので、そのあたりどのようなコメントが出るのかも興味がありました。
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作品への一口コメントや質疑応答の場で、天野社長やその他の審査員からも審査にあたっての考え方が示されましたが、私としてはそれらを聞いてもやはり釈然とせず、スッキリとしない内容でした。
詳しくは、今後のAJで記事になるでしょうからここではあまり触れませんが、要は以下のようなことだそうです。
・人工物の使用については、作品の中で効果的に使用されているのであれば評価する。
・「魚が入っている入っていない」については各国の事情によるところもあり、それは斟酌しなくてはならない。
・進化のためにはコピーも有効。どんどん真似するべし。

・・・皆さんはどう思われますか?

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確かに自分が良いなぁ、と思う作品を真似してみるのは良いことだと思います。
やってみていろいろな発見があるでしょうし、作者の製作意図も深く理解することもできるでしょう。
でも、大事なのはその先で、そこから得たものを咀嚼して自分のものにして作品の制作に生かしていくことだと思います。
パーテーの席上、「過去の作品は大なり小なり模倣により進化してきた、絵画の世界も然り」との天野社長のコメントがありました。
そういうことはあるでしょうし、そのように進化してくるのは普通のことなのかもしれません。
しかし、今回の2位ように9割がた同じ作りでそこに白い砂を前に敷いて小道を付けることがはたして「進化」と言えるのでしょうか。
私には単なる「バリエーション」としか思えません。
言うならば前回グランプリの亜種です。

これまでの作品を真似してそこから学び、それを自分の形として昇華してこその「進化」ではないでしょうか。
コンテスト参加者はこのことにいかに苦労していることか。
それが昨年のグランプリに多少塩コショウをまぶしたような作品が2位に入るのはどうにも合点がいかないのです。
昨年よりも「進化」していると言うけれど、その内容はいかにもイージー。
来年、この2位の「模倣作」に「綿」で雪を表現したら、それも「進化」と認めるのでしょうか。

人工物の使用や魚の問題についても同じ。
今までのコンテストの流れからいって「人工物使用はNG」「魚が主役。魚が生き生きとする環境があってのこそのNA」という理解でした。

それが前述のように「違和感がなければよい」みたいな後付けの理由で説明されるようでは、結局は「やったもん勝ち」ということであって、規定を厳密に解釈してまじめにやってきた参加者が馬鹿を見る、ということです。
いわば「ダブルスタンダードじゃないか」ということです。
スポーツもそうですが、ルールがあってこそ面白いのであり、ルールを守っての結果であるから納得もいきます。

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来年は、審査の「過程」が変わります。
「過程」だけではなく、是非、審査の「内容」も「進化」し、誰もが納得する、真面目に努力した人が報われるコンテストとなることを願ってやみません。

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蛇足ですが、ADA大賞が「敗者復活戦」と銘打ちながら1位、2位が出てくるとのいうのも、考えてみると変?
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by aguajournal | 2011-09-17 22:54 | NA Style