
こちらは以前に入手していた同じくNikon PB-4。

PB-4を三脚にセットして・・・

D70と合体させると、こうなります。

レンズもNikonのEL-NIKKOR 105mm f5.6。

このPB-4なんですけど、
こんなふうに伸びたり・・・

レンズ部分が左右に動いたり(シフト)・・・

右を向いたり、左を向いたり(スイング)・・・

と、まぁ、こんな動きができます。
で、そういうことができるとどういうことになるかと言いますと・・・
こちらの写真。
鉄道コレクション、長野電鉄の2000系を撮影したのですが、この電車のように奥に長い被写体を撮ると通常だと手前にはピントが合っているのですが、奥はボケています。

こういう写真を撮るとき「奥まではっきりと写したいなぁ」と思った事はありませんか?
それがこのPB-4を使うと出来るんです。
こんな感じ。

奥まできっちりとピントが合っていませんが、普通に撮影した時と比べるとピントが合っているように見える範囲が奥まで広がっています。
一言で言うと、被写界深度が深くなっています。
最初にレンズを前後に動かして電車の先頭にピントを合わせます。
その後、奥までピントが合うようにレンズをシフト&スイングさせると、こういうふうになります。
大判だと、もともとシフトやスイングができるのですが、デジカメそのままだとそういうことができませんでした。
しか~し、このPB-4があればデジカメでもシフトやスイングが可能となります。
次回のコンテスト用撮影は、このPB-4を使ってみようと思います。

第1回と同様にアクリルのフォトスタンドにセット。

お陰さまで、上半期優勝との嬉しいお知らせをいただきました。
投票して下さった皆様、どうもありがとうございました。
運営するピロセさん、改めて御礼を申し上げます。
下半期もよろしくお願いいたします。
さて、いつもお世話になっているショップさんでカエル君達の絵をGetしてまいりました。
プラケの仕切り板にポスカで描いた手書きのカエル達。
鋭い観察眼でリアルに描かれています。
黒画用紙をベースに、アクリルの板に入れてみました。
なかなか良いです。

こちらは本物の金色アデガエル。

ガラスの中の大自然。

私が使っているのは、4×5判のカメラです。
4インチ×5インチで、「シノゴ」と言われています。
これは、折りたたんだ状態。

撮影時には、しっかりとした三脚に取り付けます。
折りたたんだ状態から展開すると、こうなります。

前面から後面を見た図。
簡単に言うと、前後に板があって、その間を蛇腹で繋いでいる、という感じです。

前面にレンズを付けたレンズボードをセットします。
カメラらしくなってきましたね。

ちょっとお花を撮ってみましょう。
レンズの絞りを開放値(一番開く)にセットしたあと、シャッター羽根を開きます。
これでカメラ内に最大限光が入ってきます。

お花にレンズを向けましたが、後ろのピントグラスにはまだ像が出ていません。

ピントグラスに像が出てくるようレンズを前後に動かして調節します。
そうすると、はい、像が結ばれて出てきました。

この時、周囲が明るいとピントグラスの像が見にくいので、暗くするために冠布(かんぷ)という大きい四角の布をピントグラスが入るように頭からかぶります。
これが、冠布。
リンホフというメーカーのもの。
以前のNAパーティに持参して、天野社長にサインしてもらいました(^ ^)。

で、ピントルーペでこの像を拡大して見て、レンズを動かして更にピントを合わせます。
こちらがピントルーペ。

ルーペで覗くとこんな感じです。
上下左右が逆になって写っているのがわかります。

ピントがあったら、いよいよ撮影です。
今回は、撮影はしませんのでここまでですが、この後の手順としては・・・
・絞りとシャッタースピードを決めて
(ここが難しいです。)
・シャッター羽根を閉めて
・シャッターをセット
・フィルムが入ったフィルムホルダーをピントグラスのところに装填して
・レリーズを使ってシャッターを切る
という事になります。
(手順の中で細かいところは省略しています)
すべてマニュアルでの操作になるので、手間はかかりますが出来上がってきた時、上手く撮れていたりすると非常に満足感があります。
デジカメは、その場で仕上がりが分かりますが、大判は現像に出して戻ってくるまでどのように写っているのがわからないので、ドキドキしますが、その分、撮影時には非常に気を遣います。
そこが、また面白いんですけどね(^ ^;)。
大判カメラのご紹介でした。

中古のシュナイダー。

スーパーアンギュロン、65mm、F5.6。
超広角レンズです。

普通のレンズボードが付いていますが、ステンレスレンチ(左)を使って凹レンズボードに交換します。

後ろ側のレンズを外してから、こんな風にして・・・

固定用の金具を回してボードを外します。

で、凹レンズボードに交換しました。
これで、ピントが合わせやすくなる、、、はず???
レリーズを付けて、シャッターが切れるかテスト。
うまくいきました。

変って、こちらはレンズキャリアー。

こんな風に、大判用、E-P1用フォクトレンダーのレンズを収納して、持ち運ぶことができます。

連休中には、恒例の関西遠征を予定していますが、レンズを持参してフィールド撮影も楽しみたいと思います。
まずは一つ目。
少し大きめの封筒で到着。

差出元はピロセさんのフォトコンテスト実行委員会です。

中味はこちら・・・

第1回フォトコンテストの結果通知書と表彰状です。
早速、アクリルパネルに入れてみました。
ピロセさん、どうもありがとうございました。

さて、お次の到着便。
こちらはちょっと小さめです。

中味はこんな小箱が入ってまして・・・

そこから出てきたものは、Canonの100mmファインダー。
50年くらい前のものらしいです。
金属製で良い質感。


E-P1にヘリアーの50mmと付けてみると、良い感じ。
E-P1で50mmのレンズは35mm換算で100mmになりますからちょうど良いですね。

う~む、良い。

カラースコパー25mmとの組み合わせです。
こちらもなかなかに。


これを付けて撮影に行くのが楽しみです。

おなじみ氷川丸。
E-P1のムック本で紹介されていた作例と同じもの。
自分でも撮ってみたいなぁ、と思っていたものです。
アートフィルターのデイドリームを使っています。

もうひとつ大桟橋から氷川丸とマリンタワーを。
こちらはファンタスティックフォーカスで。

タグボート。
(アートフィルター:ポップアート)

ベイブリッジ。

昨日、今日と双胴式の高速フェリー「ナッチャンWorld」が大桟橋に来ていました。
船内の見学ができるのですが、人気があって70~80分待ち!

レンズを交換するのがちと面倒ですが、屋外でのモニターへの拡大表示によるピント合わせも特に問題なくできました。
25mmが使いやすかったです。
中古のシルバーボディのみ。純正レンズなし、です。

純正のレンズが一番良いのでしょうが、アダプターを使えばいろいろなレンズ遊びが楽しめるE-P1。
今回、レンズはフォクトレンダー3兄弟にいたしました。
左から長男の「ヘリアー 50mm F3.5」。
真ん中は次男の「カラースコパー 25mm F4」。
右は末っ子、「ウルトラ ワイド ヘリアー 12mm F5.6」。

これらのレンズをE-P1に装着して撮影する訳ですが・・・、ここで問題が。
2つのヘリアーは、Lマウント。
カラースコパーは、Mマウント。
E-P1はマイクロフォーサーズ規格。
レンズの装着部(マウント)の形状とE-P1側の形状が異なるため、そのままでは付きません。
そこで、出番となるのが異なるマウントの橋渡しをするアダプター。
まずは、LマウントをMマウントで使えるようにする、いわゆるLMリング。

これを2つのヘリアーに付ければMマウントとなります。
で、Mマウント用のアダプターを使えばE-P1に装着できるようになります。
カラースコパーは、もともとMマウントなので、LMリングは不要でこのアダプターを使えば装着可能です。
Mマウントのアダプターは各社から出ていますが、今回チョイスしたのは三晃精機さんのこちら。
真鍮製にニッケルクロームメッキ処理をした非常に美しい逸品。
赤い部分はスワロフスキー。
レンズの鏡筒の色に合わせてシルバーとブラックを用意しました。

ヘリアーの50mmを装着。
シルバー色が美しい沈胴式の一品、
う~ん、良い。
マイクロフォーサーズのE-P1で使うと35mm換算で100mmとなり、望遠担当。
ファインダーはGX200で使っていたシグマのもの。見た目だけで付けています。

お次は、次男坊のカラースコパー25mm。
同じくフォクトレンダーのフードLH-1とともに。
35mm換算で50mmとなるので標準担当。

フードをLH-2にした姿。

最後は、ウルトラ ワイド ヘリアー の12mm。
35mm換算で24mm。広角部門の担当です。
今年のADA世界選は、この組み合わせで撮影して見ようかと。

ウルトラ ワイド ヘリアー と同時にGetした専用ファインダーと別売のフィルターアダプターを付けてみました。
フィルターアダプターの径は77mm。PLフィルターなどが取り付け可能です。
しかし、ファインダーの姿が異形ですね。

これらのレンズはマニュアル操作となりますが、E-P1の撮影モードを絞り優先(Aモード)にしておけば、シャッタースピードはE-P1の方で計算してくれます。
ピントの合わせ方は、背面のモニターを拡大表示にしてマニュアルで合わせます。
下の記事でご紹介した6つのアートフィルターも使えるので、なかなか面白いですよ。
まだ室内でしか使っていませんが、天気の良い日に屋外で撮影するのが楽しみです(^ ^)。

作品はすでに公開されていますので、下記リンクから是非ご覧ください。
会場はこちら>>>
第1回 「写道」・・・影 PHOTO CONTEST 会場
投票いただいた方には抽選でプレゼントも用意されているので、じっくり審査で鍵コメで投票をお願いいたしますm(_ _)m。
今回のテーマは「影」ということで、私もエントリーさせていただいております。
なかなかピンとくるものが撮れずに苦労しましたが、エントリーされている皆さん「おお~」という素敵な作品が掲載されていますよ。
投票期間は、2月11日~20日までですので、投票よろしくお願いいたします!!

で、それはそれとして1月19日に発売されたこの本を買ってきました。

以前のGRカスタムブックと同様、澤村徹氏によるE-P1、E-P2のカスタムブックです。
GRの時と同じように、ファインダーやレンズフードによるドレスアップが紹介されています。
これなんかシャープなスタイルでカッコいいですね。

・・・とここまではGRの時と同じなのですが、E-P1&2の場合、GRと異なる点がありまして。。。
レンズの交換ができます。
これが、どういうことかと言いますと・・・
ライカのレンズを付けたみたり・・・
し、渋すぎ・・・

古いオリンパスのレンズとコダックレチナのファインダーで遊べたり・・・

レンズ沼への片道切符となっております。
手元にはストックしてあるフォクトレンダーのレンズフードLH-75とLH-2が。

ああ、危険が危ない、ヤバすぎます・・・
本の表紙にもこう書いてあります。
「オールドレンズとドレスアップを1台で楽しむ」と。
ヤバイね~、コノハ君?
(グリーンコノハ君。普通のコノハ君より体色が緑色で尻尾が長いです)
